2011年7月29日金曜日

死戦期の喘鳴:点滴撤収時期の対処法

【静注ラインがあるとき:持続静注で】
  • ハイスコ8mL=8A+生食40mL、ポンプにて持続静注(メインルートに持続点滴が流れていることを確認)最小量から開始して増量するとき:0.5mL/時間で開始効果不十分な時ベースアップ:1時間ごと0.5mL/時間(ハイスコ2A/日)→1→1.5→2→2.5mL/時間(ハイスコ10A/日になります)初期ローディングするとき:3mL/時で開始(1時間でハイスコ0.5Aが入ります)落ち着いたら0.5mL/時間へ落とす
【静注ラインがないとき:持続皮下注で】
  • ハイスコ10mL=10A、ポンプにて持続皮下注最小量から開始して増量するとき:0.1mL/時間で開始効果不十分な時ベースアップ:1時間ごと0.1mL/時間(ハイスコ2.5A/日)→0.15→0.2→0.3→0.4mL/時間(ハイスコ10A/日になります)初期ローディングするとき:ハイスコ原液0.5mL/時で開始(1時間でハイスコ0.5Aが入ります)落ち着いたら0.1mL/時間へ落とす
■鎮静が必要なとき
【静注ラインがあるとき:持続静注で】
  • ハイスコ8mL=8A+ドルミカム12mL=6A+生食28mL、ポンプにて持続静注
    最小量から開始して増量するとき:0.5mL/時間で開始
    効果不十分な時ベースアップ:1時間ごと0.5mL/時間(ハイスコ2A/日+ドルミカム1.5A/日)→1→1.5→2→2.5mL/時間(ハイスコ10A/日+ドルミカム7.5A/日)
    初期ローディングするとき:2.5mL/時間で開始(1時間でハイスコ0.4A+ドルミカム0.3Aが入ります)落ち着いたら0.5mL/時間
聖隷三方原病院緩和支持治療科 症状緩和ガイド

滋賀大学:痛みと鎮痛の基礎知識


この二つのHPは優れものである。

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