2010年9月30日木曜日

FOMA“702シリーズ"の覚え書き:2006年7月

NTTドコモ、FOMA“702シリーズ”新製品6機種を発表

2006年07月04日 18時59分更新

文● 編集部 飯塚岳史

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとグループ9社は4日、FOMA“702シリーズ”の新製品6機種を発表した。

702シリーズ
発表したのは、女性をターゲットにした『D702iF』(三菱電機製)、質感にこだわった大人志向の『P702iD』(松下電器製)、インテリアに 違和感なく置ける『N702iS』(NEC製)、2.4インチの大画面とハイスペックの『SH702iS』(シャープ製)、アルミボディーで薄さ 14.9mmの『M702iS』(モトローラ製)、Bluetooth、GSM搭載の『M702iG』(モトローラ製)の6機種

7シリーズで初めて着うたフルに対応するスタイリッシュケータイ『P702iD』
P702iD
佐藤卓氏とコラボレーションした『P702iD』

『P702iD』は、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏とコラボレーションした『P701iD』の後継機種となる松下電器産業(株)製のケータイ。 シャープなイメージを与えるエッジタイプと丸みを帯びたフォルムを持つラウンドタイプの2種類のデザインを選べる。ボディーカラーはエッジタイプが“スク エア・ホワイト”(白)、“スクエア・ブラック”(黒)の2種類、ラウンドタイプが“ラウンド・シルバー”(シルバー)、“ラウンド・コーラル”(ピン ク)の2種類から選べる。

お詫びと訂正:本稿掲載当初、写真の説明に『D702iF』との記述がありましたが、正しくは『P702iD』になります。ここにお詫びし、訂正いたします。(2006年7月6日)

『P702iD』の主な特徴は次のとおり。

進化したヒカリドロップス
サイドキーで、本体表面に10パターンのヒカリを再生。よりなめらかなヒカリを表現している
着うたフルに対応
7シリーズで初めて着うたフルに対応した
感情に連動するアニメーション“Feel*Talk”
通話中の雰囲気を分析し、通話直後に通話中の印象を45パターンのFlashアニメーションと14パターンのヒカリで表現する

2010年9月29日水曜日

顎下嚢胞の区別

顎下嚢胞のメモである。この際口腔内は軽視し、あくまで顎下あるいは頚部に見られる構造に着目すると・・・・・

顎の部分が腫れる疾患は沢山あります。先天性の正中頚嚢胞や側頚嚢胞、顎下腺や耳下腺などの唾液腺の炎症・腫 瘍性疾患、リンパ節の炎症やリンパ腫、ラヌーラという舌下腺の貯留嚢胞、むし歯から感染を起こす口腔底蜂か織炎、他の部位からのリンパ節転移、アテローム 等の皮膚腫瘍、、等々ちょっと思いつくだけでも様々な物があります。

非歯原性嚢胞
  1. 鼻口蓋管嚢胞
  2. 術後性上顎嚢胞
  3. 単純性骨嚢胞
  4. 動脈瘤性骨嚢胞
  5. 類皮嚢胞:dermoid cyst (附属器付き)
  6. 類表皮嚢胞:epidermoid cyst (附属器なし)
  7. リンパ上皮性嚢胞(側頚嚢胞あるいは鰓嚢胞、鰓原性嚢胞
  8. 甲状舌管嚢胞
頚部特に側頚部に見られるもので柔らかったら側頚嚢胞と言いたいが、これは正式にはリンパ上皮性嚢胞というらしい。

  • 類皮嚢胞:dermoid cyst (附属器付き)類表皮嚢胞:epidermoid cyst (附属器なし)をどう見分けるのか?エコーでわかるのかいな?

2010年9月27日月曜日

2010年9月12日日曜日

会計学:小生には難儀な学問かも・・・

会計学:その後小生には難儀な学問かも・・・と思われるようになってきた。

1)自然科学と余りにも背景が違う。

2)新書本をいくつか読んでみたが、最小公理をもとに演繹できる学問ではないことがよーくわかった。所詮、人間と人間のあいだでの長い間の約束事であるのだ。それに国家財政がぐいぐい食い込んできている。解釈の世界であり、黒か白かの世界であり、実際やっているひとたちも、何をやっているのか本質的にはわかっていない世界のように思われる。それでもなんとかなるだけの実際性はある。実際性しかないのかも。

3)特にお金の属性について、人間らしさが現れていてほんとうにほのぼのするくらいだ。世界史そのものだ。

4)この学問について、会計学の専門以外のヒトが、歴史に捕らわれず、自由に書いたら面白いと思う。これくらい「人類学的」に面白い、ある種「珍奇な学問」もないのではないか?  そのターゲットが人類に局所化している点で言えば医学と同じくらい矮小な、しかし面白い学問のような気がする。

5)やはり興味はつきんな!

2010年9月7日火曜日

食道扁平上皮癌のGWAS

最新のNature Geneticsで食道扁平上皮癌のGWASが中国から出た。これ日本人にも当てはまるのであろうか?

PLCE1 at 10q23
C20orf54 at 20p13

Nature Genetics 42, 759 - 763 (2010) 
Published online: 22 August 2010 | doi:10.1038/ng.648

Genome-wide association study of esophageal squamous cell carcinoma in Chinese subjects identifies susceptibility loci at PLCE1 and C20orf54

Li-Dong Wang1,2他

Abstract
We performed a genome-wide association study of esophageal squamous cell carcinoma (ESCC) by genotyping 1,077 individuals with ESCC and 1,733 control subjects of Chinese Han descent. We selected 18 promising SNPs for replication in an additional 7,673 cases of ESCC and 11,013 control subjects of Chinese Han descent and 303 cases of ESCC and 537 control subjects of Chinese Uygur-Kazakh descent. We identified two previously unknown susceptibility loci for ESCC: PLCE1 at 10q23 (PHan combined for ESCC = 7.46 × 10−56, odds ratio (OR) = 1.43; PUygur-Kazakh for ESCC = 5.70 × 10−4, OR = 1.53) and C20orf54 at 20p13 (PHan combined for ESCC = 1.21 × 10−11, OR = 0.86; PUygur-Kazakh for ESCC = 7.88 × 10−3, OR = 0.66). We also confirmed association in 2,766 cases of gastric cardia adenocarcinoma cases and the same 11,013 control subjects (PLCE1, PHan for GCA = 1.74 × 10−39, OR = 1.55 and C20orf54, PHan for GCA = 3.02 × 10−3, OR = 0.91). PLCE1 and C20orf54 have important biological implications for both ESCC and GCA. PLCE1 might regulate cell growth, differentiation, apoptosis and angiogenesis. C20orf54 is responsible for transporting riboflavin, and deficiency of riboflavin has been documented as a risk factor for ESCC and GCA.

2010年9月5日日曜日

会計学入門

会計学入門

1) 決算書くらい読めるようになりたい
2) (こちらが本音)全くの素人である小生が読書で会計に明るくなるためには、そして最低の冊数で会計に明るくなるためにはどのような書物を参考にすればいいか実践してみようと・・・

昔から思っていたのだが、新たな学問を身につけようと思い立ったとき目の前にある専門書の余りの多さにいったいどこから手を付けて良いのか途方に暮れるものだ。実際その領域のプロになってしまうと、実はほとんどの書物は同じ内容で同工異曲であることに気が付く。しかし初心者にはすべて異なって見える。プロになってしまうと、実は初心者にどの本が優れているのかわからなくなるのだ。専門家として優れている書物の評価はできても、初心者に最短距離で自分のレベルまで上がってきて欲しいとき、相応しい書物を推薦することは実は難しい。

ポテンシャルを考えよう。ある業種でのプロを自認するヒトなら、別の領域で一流になるのはそれほど難しいことではないはずだ。プロになるまでに様々な勉強経験をしているはずだから、それなりの導き方、導かれ方に従えば、短期間で最短距離で別の領域のプロに慣れるはずだ。ところが世に中には、ある領域でできあがったヒトにへの導入書、あらゆる領域で初心者である人への導入書といった区別がなされた書物はないのだ。異業種の専門家を納得させるような簡便な書物はなかなかないのである。

ここでポイントは読者は異業種のプロである。一般読者ではない。すごく僭越ないい方だな。もう少し書いてみよう。

これはだな、宇宙工学の専門家が「医学」を学ぶのに最小手で無駄なく概要をしるための書物を「医者以外のヒトが書く」ためのヒントを得る・・・・といえばお分かりか?


あるいは財政の専門家に「最新の分子生物学」を学んでもらうのに最小手で、どうすればいいか?という方法論である。

取り敢えず考えたくないのは「学び手の目的」である。財政の専門家が大事な時間とお金を使って「最新の分子生物学」を学ぶ理由や目的・・・と考えると極めてテーマが卑小化してしまう。矮小化してしまう。小生が考えるのは、学会や審議会でその道のプロ職と対等に議論ができるだけの専門性を短時間で身につける方法、それも書物だけで勉強しちゃおう、というものだ。あえていにいえば、「最新の分子生物学」の背景にある哲学も身につけて欲しいということだ

無理だろうか?

2010年9月3日金曜日

iPSで膵臓を器官形成:最新のセル東大医科研中内グループ

東大の中内さんのところからiPSを使ってラット膵臓をマウス体内に器官形成させたという極めて興奮すべき論文が出た。最新のセルである。

Generation of Rat Pancreas in Mouse by Interspecific Blastocyst Injection of Pluripotent Stem Cells

Cell, Volume 142, Issue 5, 787-799, 3 September 2010


Summary

The complexity of organogenesis hinders in vitro generation of organs derived from a patient's pluripotent stem cells (PSCs), an ultimate goal of regenerative medicine. Mouse wild-type PSCs injected into Pdx1(-/-) (pancreatogenesis-disabled) mouse blastocysts developmentally compensated vacancy of the pancreatic 'developmental niche', generating almost entirely PSC-derived pancreas. To examine the potential for xenogenic approaches in blastocyst complementation, we injected mouse or rat PSCs into rat or mouse blastocysts, respectively, generating interspecific chimeras and thus confirming that PSCs can contribute to xenogenic development between mouse and rat. The development of these mouse/rat chimeras was primarily influenced by host blastocyst and/or foster mother, evident by body size and species-specific organogenesis. We further injected rat wild-type PSCs into Pdx1(-/-)mouse blastocysts, generating normally functioning rat pancreas in Pdx1(-/-)mice. These data constitute proof of principle for interspecific blastocyst complementation and for generation in vivo of organs derived from donor PSCs using a xenogenic environment.