2009年12月18日金曜日

機嫌の良い働き手

内田樹さんのプログを読んでいたら、とても良い表現に気が付いた。そうだよ、これだよ!ボクのモットーにしよう。2010年度もボクは「機嫌の良い働き手」であることを続けよう。これまで自分で自分の矜恃としたいる最低限のエトスがなにかあるはずだと思っていたのだが、あいにく言葉にできなかった、これまで。今日、内田さんのプログの中で、見つけましたがな、ぴったりだ。

・・・なるほど、この青年は深夜レストランのウェイターという、さして「やりがいのある」仕事でもなさそうな仕事を通じて、彼にできる範囲で、彼の工夫 するささやかなサービスの積み増しを享受できる他者の出現を日々待ち望んでいるのである。もちろん、彼の控えめな気遣いに気づかずに「ああ、ありがとう」 と儀礼的に言うだけの客もいただろうし、それさえしない客もいたであろう。けれども、そのことは彼が機嫌の良い働き手であることを少しも妨げなかった。・・・

これいいよなあ。このウエイターになりたい。なりたい。なりたい。(おそらくなっている、ずーっと前から)

そして大事なことがひとつ。他人をして「機嫌の良い働き手」を求めるのはやめたいものだ、これは最低のモラル。自分が認める相手なら、相手はいかにわがままであろうが、なにかまわん。程度の低い控えめより、わくわくするほどのわがままが好きだ。これは昔からそうであったし、たぶん一生続くだろう。


で、ボクは機嫌の良い働き手であり続けたいわけだ。これがいい、一番よい。(結局、ぼくも相当わがままだということだ、結局)

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