2009年2月18日水曜日

ヘルニアとPTCD

(1)昨日の午後は鼠径ヘルニアの手術である。なんてことない普通のオペなので、麻酔科呼ぶのがはばかれたため自前でlumbarしたところ効かない、効かない。局麻追加で鼠径管までだしたが、精索引っ張ったらもうだめ。irritableである。しょうがないので、私が前立ち降りて、マスクホールドで笑気とセボフルランで維持したが、intubationなしではなかなかセボを強くする気にならない。ヘルニアだしじいさんだし・・・。さっさとオペやってくれたからいいものの、lumbarで髄液ちゃんとしっかり逆流したのに、困ったもんだ。術後は順調だったので良しとするか。

(2) ヘルニア終わったら入院患者のPTCDが待っていた。エコーで肝内胆管ぎりぎりなんだよな。総胆管は開いているいるし石は踊っているのが見えるのにね。しょうがないのでやりたくなかたけどPTGBDに変更した。予想通りWeise Galle!これじゃ減黄にならんがな・・・まあ造影してみるかとゆっくり造影剤いれたら、左葉のレベルまで写るのである。細いけど。祈るような気持ちでそのまま固定した。夜見に行くと順調に胆汁が出ている。相当濃い。このヒト内視鏡的減黄さえうまくいっていればここまでならなかったんだけど、しょうがない。それより造影による閉塞部位のtaperingが気になる。これってKrebsかもしれんね。

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